Googleはスマートスピーカーラインに続き、Nestスマートデバイスのラインナップを拡充しました。Nest Cam Indoor IPカメラと次世代のNest Cam Outdoorドアベルをリリースしました。どちらのデバイスもGeminiニューラルネットワークを搭載し、暗闇でも「見」、顔を認識できます。
Nest Cam Indoor(第3世代)は、家庭用ビデオ監視用に設計されています。1440p、30fpsで動画を録画し、152°の視野角を備えています。HDR対応ナイトビジョン(最大4.5メートルの範囲をカバーする850nm赤外線照明2個搭載)、ハンズフリー通話用のマイクとスピーカー、Wi-FiおよびBluetooth接続などの機能を備えています。
Googleは、「新しいNest Camは152°の広い対角視野角を備え、Nest Doorbellは1:1のアスペクト比で166°の広い対角視野角を備えているため、地面に置かれた荷物、広い廊下、そして訪問者を頭からつま先まで見ることができます」と述べています。
Geminiニューラルネットワークは、物体や顔を認識し、撮影した内容を要約し、自由形式のシーンを自動作成できます。例えば、「平日の朝、誰も家にいないときは照明を消す」といった機能です。ただし、これらの機能を使用するには有料サブスクリプションが必要です。
Nest Cam Outdoor(第2世代)もGemini For Homeに対応していますが、屋外でのビデオ監視向けに設計されています。Nest Cam Indoorと同じ仕様ですが、夜間視界が最大6.1メートルと長くなっています。
同社はまた、第3世代のNest Doorbellスマートドアベルもリリースしました。カメラ(2048×2048ピクセル、30fps)、超広角レンズ(166°)、スピーカー、マイク、そして最大3メートルの範囲をカバーできるナイトビジョンライトを備えています。
Gemini for Homeを使用することで、このガジェットは毎日の要約を作成し、スマートフォンにパーソナライズされた通知を送信できます。例えば、「ダイアナが立ち寄った」や「セルゲイが犬の散歩に行った」といった通知です。また、シーンの作成や日々の出来事の要約作成もサポートしています。
新しいNest Cam Indoorの米国での価格は99ドル、Nest Cam OutdoorとNest Doorbellの価格はそれぞれ149ドルと179ドルです。