ノルウェーのOpera社は、AIを搭載した新しいブラウザ「Neon」を正式にリリースしました。ただし、利用できるのは有料サブスクリプションのユーザーのみです。
Neonは5月に「エージェントブラウザ」として発表されましたが、詳細はつい最近になって明らかになりました。Neonは、それぞれ独自の機能を持つ複数のAIエージェントを活用します。例えば、「Tasks」は特定のプロセス用のワークスペースを作成し、「Do」はタスク内のウェブブラウジング処理を行います。また、ユーザーはエージェントへの指示をカード形式で保存することもできます。
このブラウザは現在、月額19.90ドルのサブスクリプションで利用可能で、その他のユーザーはウェイティングリストに登録できます。Opera社はNeonの利用ユーザー数を公表していません。
Opera社は、この新しいAIブラウザで、Perplexity社のCometやOpenAI社のChatGPT Agentと競合することになります。さらに、9月にはAtlassian社がThe Browser Company(Diaの開発元)を買収し、GoogleはChromeにGeminiの機能を直接追加する予定です。