Microsoft 365 Officeスイートに、使い慣れたExcelやWordアプリで、指定された内容の表やテキスト文書を自動作成できる新機能が追加されました。必要なのは、AIに適切な情報を与えるだけです。
必要な文書の作成には、同社独自のAIアシスタント「Copilot」が用いられます。Copilotは、同名のチャットツールからアクセスできます。Excelでは、セルに「=COPILOT」という数式を入力し、括弧内にクエリのテキスト説明を入力するだけです。
Wordでは、特定のトピックに関するレポートの作成、テキストスタイルの変更、既存データに基づく月次決算の集計、文書のバージョン比較などの機能が提供されています。一方、Excelでは、予算トラッカーの作成、ローン費用の計算、財務レポートの作成などを迅速に行うことができます。
現在、これらの新機能は、Copilotが公式にサポートされている国でのみ利用可能です。同社はまた、近い将来、PowerPoint向けのAI搭載機能も利用可能になると発表しています。