ソニーは、高フレームレートをはじめとする高度な画像処理能力を誇るイメージセンサー「IMX927」を発表しました。スマートフォン用モジュールにはない様々な機能を搭載し、ニッチ市場のニーズに完璧に適合しています。
ソニーのIMX927センサーは、対角長39.7mm、解像度10,272 x 10,272ピクセルです。8ビット色深度では113fps、12ビット色深度では73fpsのフル解像度で撮影可能です。
新製品はHDR規格に対応し、グローバルシャッターを搭載することで、ローリングシャッターソリューションに特有の画像歪みを回避します。
このセンサーは、マシンビジョンなどの自動化された量産アプリケーション向けに設計されています。性能が向上したモノクロバージョンとカラーバージョンが用意されており、105MP(56fps)(IMX937)、64MP(138fps)(IMX298)、51MP(225fps)(IMX929)の3バージョンが用意されています。