9月10日午前、Appleは秋の製品発表イベントにて、全く新しいApple Watch Series 11を発表しました。このモデルは、健康モニタリング、通信機能、そしてデザインにおいて、いくつかの重要なアップグレードが施されています。薄型デザインにより装着感が向上し、セルラーモデルとして初めて5G接続に対応し、Apple初の5Gスマートウォッチとなりました。
耐久性を高めるため、Apple Watch Series 11は特殊なセラミックコーティングを施したIon-Xガラスの文字盤を採用しています。Appleによると、このガラスはSeries 10の2倍の耐傷性を備え、日常的な使用による傷を効果的に軽減します。ケースは光沢のあるブラックアルミニウムまたはチタン製で、軽量でありながら高級感のある仕上がりとなっています。
このアップグレードの核となるのは健康機能です。Apple Watch Series 11は、光学式心拍センサーからのデータに基づく慢性高血圧検出アルゴリズムを搭載しています。このアルゴリズムは、30日間連続の心拍数と血流データを分析し、高血圧の兆候が検出された場合に即座に警告を発します。この機能はFDAの承認を間もなく得ており、まずは米国と欧州のユーザーを対象に、150の国と地域で展開される予定です。
睡眠機能も強化され、Apple Watch Series 11では新しい睡眠スコアシステムが追加されました。このシステムは、睡眠時間、深い睡眠の割合、夜間の覚醒回数など、複数の指標を分析して総合的なスコアを算出し、ユーザーが睡眠の質を理解し、睡眠習慣を改善するのに役立ちます。
さらに、Apple Watch Series 11は最大24時間のバッテリー駆動時間を誇り、一日中快適に使用できます。
